メンタルケアの重要性
眠れない…イライラや不安、憂鬱な気持ちになるなど、メンタルの不調を感じたら、誰かに助けを求める事も大切です。最初はちょっとした不調でも、放って置くと「うつ病」など、心の病に進行してしまうこともあるからです。
心のストレスとは、心の葛藤でもあります。本当はこうありたい、こうしたい、こうであって欲しかった…など思っている事と現実の違いが、自分が思っている以上に心に重くのしかっている状態です。
精神科クリニック勤務で5000人以上の患者さんとお話して思うのは、みんなどれだけ頑張ってきたかという事。ここにたどり着くまでに一生懸命我慢してきた、嫌なことや悲しい事、辛い事で胸がいっぱいだったはず、それを我慢してきたんです。
ここに来たのならもう大丈夫、私はそう言ってあげたい、だから心理士をしています。
筋トレをしていて分かった事…筋肉は傷ついて治る過程で前よりも強くなっているという事。
心もきっと同じ、辛かった分、傷ついた経験の分…癒してあげたら前よりも強い心になっているのです。
大人になると悩みや辛いことがあっても子供の頃のように幼稚園の先生に泣いてみたり、お母さんやお父さん、家族に相談する事はなかなかできません。
けれど、大人になったからこそ自分を俯瞰してみてもらえる存在や、安心して胸の内を相談し、
気持ちを共感してもらったり自分がどうしたら良いのか相談したり、心を癒せる環境が必要なのです。
想いを癒す事、心を整えてあげる事、これは一人ではなかなか難しいかと思います。
心理士の仕事は、精神科医師とは違い薬の処方は行いませんが、症状を抑える薬物療法でなく、症状が出てしまった原因にアプローチを行う心理療法、精神療法と呼ばれる心理カウンセリングを行う事です。
なんだか最近体が重いな、気持ちが元気じゃないな、内科へ行ってみたらどこも悪くないのに色々な身体症状が出てしまっている、など…心の状態が体の症状として出ている時、
どうぞ一度心理カウンセリングをお受けになってみて下さい。
いつでもここで…あなたをお待ちしております。
コメント